昨今、大ブームのサウナ。しかし銭湯のサウナはいつも大混雑。快適にサウナを楽しめる状況ではないですよね・・・。
そんな悩みを解決できるのがサウナテント。プライベートな状態でサウナを楽しみ、川に飛び込んで大自然でととのう。これ以上の幸せがあるでしょうか?
今回、AMBERから販売されている『サウナテント totonoi2』を購入して使用してきました!
忖度のない感想、メリット・デメリットを画像つきで紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
最初に結論
- サウナ&キャンプ好きマストバイ: プライベートな環境でサウナが楽しめる最強アイテム。
- 高いコストパフォーマンス: 耐久性があるので長年使うことを考えれば高コスパ。
- 組み立てが簡単: ヒモを5箇所ひっぱるだけのカンタン設営。
オススメ度 ★★★★★
内容物紹介
Amazonで販売されている以下の商品を購入しました。
テントサウナのための用具がセット販売されているタイプです。初心者に嬉しい!
AMBER サウナテント totonoi2 & 遮熱板付別注薪ストーブ BLACK オールインワンセット
なんとロウリュ用のサウナストーンや一酸化炭素計まで付属されています。充実のセット内容です。
このセットがあれば十分にテントサウナが楽しめます。
- サウナテント本体
- 薪ストーブ
- 煙突
- ロウリュ用の桶と柄杓
- サウナストーンと受け皿
- 一酸化炭素計
- 湿温度計
- 遮熱板
- 取り扱い説明書
- 薪ストーブの収納袋
初めてのサウナテントならセット購入がオススメです。
ファーストインプレッション
開封してすぐに感じたのは、質の高さ。
生地はとても分厚く作り込まれている印象。さらに通気口の大きさや配置、サイズなど、細部まで抜け目なく設計されています。さすが日本メーカーの商品設計。安心感を持って使えそうです。
このクオリティなら何年にも渡って活躍してくれそうです。
特筆すべきはテントの底に配置されたスカート(写真右)。
サ室の温度がしっかり上がるように他社製品より幅が大きめに取られています。スカート自体が分厚く作り込まれているので耐久性も高そう。
実際に使用してわかりましたが、サ室の温度がグングンあがったのはこのスカートのおかげですね。
細部へのこだわりはペグ(写真左)にも表現されています。普通の打ち込むペグではなく取っ手を回し込んで固定するタイプを採用しているのでベグハンマーがなくとも固定できるのがうれしい。
では早速使ってみましょう!
使用感レビュー
サウナ体験
薪をセット。火を起こす。
薪ストーブに薪をセット。火を起こしてしばらく待ちます。
煙突からの煙が収まったらサ室に入ります。
火を入れてからわずか5分でサ室はアツアツ!
まさかここまで熱くなるとは・・・。サウナテント舐めてました。
最高のサ室を独り占め。おじさんたちに囲まれてぎゅうぎゅう詰め。そんな銭湯のサウナには戻れない、最高の空間でした。
なんといってもロウリュできるのが嬉しい。
銭湯のサウナでは自分のタイミングでロウリュもできないし、自分の好きなアロマを加えることもできません。でも、このtotonoi2があればそれが可能です。
自分の好きなタイミングで好きなアロマを使ってロウリュを楽しめます。
ロウリュでサ室の温度が上がり、テンションも上がります。
サ室での過ごし方ですが、これも銭湯と比べて格段の自由度があります。
自分の好きなチェアを持ち込んでリラックスするもよし、地面にあぐらスタイルも快適でしたし、涅槃仏スタイルもよかったです。
スマホは熱暴走の恐れがあるのでおすすめできませんが、本なら持ち込めますので試してみる価値ありです。
清流の水風呂でリラックス
今回利用したのは道志村にある『下村キャンプ場』。橋を見上げる絶景と道志川が魅力のキャンプ場です。
100℃を超えるサ室で限界まで我慢したアツアツの体で道志村の清流に浸します。
冷たい清流と川の流れ。川から見上げる絶景と山の緑が相まって感動すら覚えました。
川から上がった後は日陰で外気浴。あらかじめ用意していた三ツ矢サイダーを飲みながら最高のととのい体験を楽しみました。
街の銭湯では体験できない最高のサウナでした。テントサウナにどハマリしてしまいそう!
組み立て
組み立ては意外と簡単でした。
大きいサウナテントで初めての設営なので不安を感じていましたがすぐに消えました。
なんといっても組み立ての簡単さが最高!
5箇所のヒモをひっぱるだけで組み上がりました!
Amazonの商品紹介文には『慣れれば1分程度で設営可能です!』とのこと。
さすがに初めてなので10分ほどかかりましたがそれでも10分ですよ!
このラクさなら設営で苦戦する心配はないと断言できます。さすが日本メーカーの商品設計ですね。
サウナテント収納袋からサウナテント本体を取り出します。
サウナテント本体を広げます。
煙突口を丸めて開けます。(くるくると巻いて紐で留めます。)
煙突口がある面のヒモ(リング)を引っ張ります。
残りの4面のヒモ(リング)を引っ張ってテントを立たせます。(スカートを軽く踏みながら引っ張るとうまくいきます)
テントの中に入って調整。(それぞれの面を軽く押し、フレームが地面に引っかかったりして、正しく広がっていない箇所がないか確認します)
ペグでテントを固定。(この日は風速3mが最大風速の予報だったので4箇所のペグで済ませました)
温湿度計などを収納できるメッシュポケットをフレームに引っ掛けます
煙突口に煙突用のカバーをセットします。
通気口を開けます。
薪ストーブを室内に入れ、煙突をつけます。
遮熱板をセット。薪やロウリュ用のサウナストーンなどを用意して完了!
組み立ての感想
設営までトータル15分くらいかかりましたが、設営自体は簡単なので迷わず完了しました。
日本メーカー製なので説明書も日本語で安心ですし、設営方法を動画で提供してくれているのが嬉しい!
設営のカンタンさは申し分ないと言っていいでしょう。
totonoi2のメリット・デメリット
メリット
- 組み立てカンタン
- ポップアップ式なので、初めてでも簡単に組み立てられる
- シンプルで飽きのこないデザイン
- 生地の色味、キルティング、控えめなロゴもいいバランス。
- 抜群の保温性
- 分厚い生地で作られているので保温性がバツグン。120度程度まで室温があがりました。
- 高い耐久性
- 難燃・防水加工が施されているので突然の雨でも安心。生地も300D (デニール)としっかりしているので長期間に使用に耐えれる。
- 景色が楽しめる大きな窓
- 幅60cm×高さ70cmの二等辺三角形の窓があるので景色も楽しめる。
デメリット
- ライバル商品と比べて高価
- テント本体を袋に片付ける作業が慣れるまで難しい
- テントと薪ストーブの収納場所が必要
スペック情報
サイズ(展開時) | 幅及び奥行240cm×高さ200cm |
サイズ(収納時) | 納時:長さ130cm×幅及び高さ30cm (ゴルフバック大程度)4人用 |
色 | 4人 |
収容人数 | アルミ、スチール |
重さ | 15 kg |
材質 | 生地:ポリエステル(難燃・防水加工) シリカゲルクロス(内側天井部)・煙突穴に金属リング付属(鉄製) 骨組:グラスファイバー留金:スチール(鉄) |
Q&A
追加情報
使ってみてわかったTIPS
サ室をすぐに加熱したい場合
薪ストーブの給気口を全開にすると空気がたくさん入るので薪がよく燃えます。
逆にサ室の温度を安定させたい場合は給気口を半開にします。
使用中、薪ストーブの給気口は必ず開けましょう。
煙突の設置
最初は、薪ストーブに設置する直角煙突パーツを設置してその後2つの直線煙突パーツを設置します。(写真左)
その後、残りの直線煙突パーツをすべて組み合わせてがっちゃんこするとスムーズに設営できると思います。
キャンプだけでなく自宅の庭でも
キャンプだけでなく自宅の庭でも使用できます。友人や家族とプライベートなサウナパーティーを楽しむのもおすすめです。
一酸化炭素チェッカーの初期セットアップ
付属の一酸化炭素チェッカーは説明書が英語でわかりにくいです。初期設定を画像を添えて説明します。
乾電池のセット
一酸化炭素チェッカーを箱から取り出しアダプターをひねって取り外します。
乾電池の初期化
乾電池がセットされていますが通電していません。乾電池の包装を取り再度セットします。
カウントダウンスタート
すると自動的に120秒のカウントダウンが開始されます。これが完了すると使用できるようになります。
備考
『TEST』というボタンを押すと、アラーム音の実際にテストができます。結構大きい音がなりますのでご注意ください。
使用上の注意
テント内に一酸化炭素を含む煙や火の粉が漏れて大変危険です。
煙突が外れた状態だと一酸化炭素を含む煙がテント内に漏れて危険です。
突風が吹いたときにテントが飛ばされる恐れがあります。
一酸化炭素中毒を防ぐために大切です。
まとめと総評
総合評価として、AMBERのtotonoi2は最高のテントサウナでした。
キャンプ好きかつサウナ好きであればマストバイアイテムでしょう!
正直、銭湯でのサウナの簡易版かなーと舐めていたのですが完全に鼻をへし折られました。最高のサウナ体験をぜひ楽しんでほしいです。
他のライバル商品と比べると割高ですが、品質と耐久性を考えると長期間使えばコストパフォマンス的にもtotonoi2に軍配が上がると思います。
知らないおじさんのダルダルボディを見ながらのサウナにうんざりしているキャンパーには間違いないアイテムです!